カルディで見かけたTRUE認証(廃棄物)
サステイナブルに関する認証&評価システムの紹介です。
サステイナブルな取り組みが増えてきましたが、なにをもってサステイナブルと言っているのか曖昧な気がします。皆で共通の認識を持てる指標として、サステイナブルに関する認証&評価システムがいろいろと開発運用されているようなので、街やネットで見かけた認証&評価システムを調べてみました。
今回はカルディ(KALDI)においてあったワインの段ボールに印刷されていたTRUE認証についてです。
カルディで見つけたTRUE認証
カルディの棚に置かれたワインの箱にひと際大きく印刷された、あまり見たことのないロゴ。気になって調べてみることにしました。REDWOOD VINEYARDSはアメリカ合衆国カリフォルニア州のワインです。
TURE認証とは
TURE認証公式ウェブサイト(英語): https://true.gbci.org/
どうやら米国発祥の廃棄物に関する評価システムのようです。日本語の情報はあまりありませんでした。GBCIという機関が審査&認証を行っています。GBCIはTRUE認証以外にもサステイナブルに関する認証システムの審査を行っているようなので、その他についても今後調べていきたいです。
TRUEゼロ・ウェイスト認証とは、米国のGreen Business Certification Inc.(GBCI)が認証を行う、廃棄物ゼロを目指すための認証制度です。資源の使用とその効率性に配慮したアプローチにより廃棄物を削減するシステムであるため、Total Resource Use and Efficiencyと名付けられています。頭文字からTRUE (トゥルー)という名称で呼ばれています。
TRUEゼロ・ウェイスト認証は、2016年にGreen Business Certification Inc. (GBCI)とU.S. Zero Waste Business Council (USZWBC)が提携し開始されたゼロ・ウェイスト施設認証を経て、2017年に正式に発表されました。認証内容はZero Waste International Alliance (ZWIA)が開発した、国際的に認められたゼロ・ウェイストの定義に基づいています。
https://woonerf.jp/true/
2021年9月時点では日本で認証を取得したプロジェクトはなさそうでした(TURE認証公式ウェブサイトプロジェクトリスト): https://true.gbci.org/projects
アジアだとコルゲートのタイの工場や、中国の家具メーカーの工場が認証を取得しているようです(リンクはいずれもTURE認証公式ウェブサイト)。
Bronco Wine Company と REDWOOD VINEYARDS
TURE認証の認証取得プロジェクトリストを見てみましたがREDWOOD VINEYARDSは見当たりませんでした。ワインに関連しそうなプロジェクト名としてBronco Wine Companyというのがあったので調べてみたのですが、どうやらこちらがREDWOOD VINEYARDSを販売しているようです。
TRUE認証公式ウェブサイトのBronco Wine Companyのページ(英語): https://true.gbci.org/bronco-wine-company
"the finest quality wines of the highest value(価格以上の価値がある、最高品質のワイン)”を理念として、ぶどうの栽培から醸造を手掛ける、ア メリカ、カリフォルニア州を代表するワインカンパニーのひとつです。カリフォルニアで100年以上のワインの歴史を持つフランジア家によって 1973年設立されました。傘下に複数のワイナリーを抱え、ワインの名産地として知られるナバをはじめ、 カリフォルニアだけでも100社以上を数えます。 販売先はアメリカ全土から海外65回以上に及び、家族経営ながら全業で第4 位の生産規模を誇る造り手です。
https://www.kaldi.co.jp/wine/winery/bronco-wine-company/
カルディ公式ウェブサイト: https://www.kaldi.co.jp/wine/winery/bronco-wine-company/
TURE認証を受けた会社のワインの購入はこちら
レッドウッド カベルネ・ソーヴィニヨン 赤、中重口
KALDI公式オンラインサイト: https://www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/1/0081054614351